ワシントン・タイムズ・ジャパン

次世代の通信規格「6G」を共同で技術開発へ

NTTと富士通が業務提携、5Gの遅れから巻き返し図る

次世代の通信規格「6G」を共同で技術開発へ

業務提携を発表した澤田純NTT社長(左)と時田隆仁富士通社長”26日午後(NTT提供・時事)

 NTTと富士通は26日、次世代の通信規格「6G」に関する研究、技術開発で業務提携したと発表した。NTTが6Gでの活用を狙う新たな通信基盤について、富士通が半導体開発や情報処理などで協力し、実用化を目指す。高速大容量規格「5G」で国内企業の出遅れが指摘される中、6Gで巻き返しを図る。

 NTTの澤田純社長は26日のオンライン記者会見で「NTTの通信技術、富士通のコンピューティング技術など両社の強みを生かせる分野で共同研究する」と表明。富士通の時田隆仁社長は「グローバルかつオープンな取り組みを両社で推進していく」と述べた。

 NTT子会社のNTTエレクトロニクス(横浜市)が6月1日、富士通子会社の富士通アドバンストテクノロジ(川崎市)の株式約67%を取得。6G基地局向けの半導体設計などを研究する。

 また、低消費電力で高性能な情報処理の実現に向け、富士通はスーパーコンピューター「富岳」の開発に活用した技術を提供する。

 NTTは2030年ごろに、従来技術の125倍の情報伝送量で、消費電力を100分の1に減らす光技術による通信基盤「IOWN(アイオン)」の実用化を目指す。NTTは昨年、NECと資本業務提携している。

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