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大阪、万博記念公園で五輪聖火リレーが開始

「まん延防止」で代替策、コースを周回、一般客は入れず

大阪、万博記念公園で五輪聖火リレーが開始

一般観客の立ち入りが制限された万博記念公園内で行われた聖火リレー。聖火ランナーは競泳五輪銅メダリストの寺川綾さん(右から3人目)=13日午前、大阪府吹田市(時事)

 新型コロナウイルスの感染拡大により、公道での実施が中止された大阪府内の東京五輪聖火リレーが13日、万博記念公園(吹田市)で始まった。園内への一般の観客の立ち入りは制限され、ランナー1人につき4人まで家族らの観覧が認められた。府内のリレーは14日まで。

 ランナーは、太陽の塔の周辺などに設定された全長約3キロの周回コースを、1人約200メートルずつ走り聖火をつないだ。

 普段は親子連れらでにぎわう園内だが、ランナーたちはこの日、静寂の中を粛々と走行した。沿道から見守った家族らは声援の代わりに、拍手したり持参した寄せ書きを掲げたりしてエールを送り、ランナーも手を振って応えた。夫の晴れ姿を見に来た久米範子さん(61)は「家族だけでも来られて良かった。一生の思い出になる」と感激した様子だった。

 ランナーの浜田裕美さん(49)は「すがすがしく走らせてもらった。少し寂しかったが、家族らも手を振って応援してくれた」と笑顔。上田智さん(35)は「(無観客は)残念だったが、こうして聖火をつなげることができて良かった。これが日本選手の力になればと思い、楽しく走れた」と話した。

 リレーは当初、府内18市町で行われる予定だったが、「まん延防止等重点措置」の大阪市への適用が決まった1日、吉村洋文知事が同市内での中止に言及。本番がさし迫った7日、府全域の中止と同公園での代替策を表明した。

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