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体長20センチ、国内最大の新種ムカデを発見

リュウジンオオムカデと命名、「遠くから見守って」

体長20センチ、国内最大の新種ムカデを発見

沖縄本島北部などで見つかった新種の「リュウジンオオムカデ」(久米島ホタル館館長・佐藤文保さん撮影・時事

 体長約20センチと国内最大のムカデの新種が沖縄本島北部などで発見され、「リュウジンオオムカデ」と命名された。法政大と東京都立大、琉球大などの研究チームが13日、発表した。論文は国際動物学誌ズータクサに掲載された。

 法政大の島野智之教授と都立大の大学院生塚本将さんらの研究チームは、沖縄などで知られていた大きなムカデの生息実態を調査。森林内の水辺で川エビなどを捕食するほか、人が近づくと水中に隠れるなど「半水生」の生活を送っているとみられるムカデを見つけた。沖縄本島北部のほか、久米島、石垣島などの島々や台湾にも分布していることが分かった。

 研究チームは、カワセミに似たヒスイ色の体などの特徴や遺伝子解析から、既知の種とは明確に異なる新種と判断。カワセミの学名の由来となっているギリシャ神話の女神「アルキオーネ」にちなみ、学名を「スコロペンドラ・アルキオナ」と命名した。さらに、沖縄の故事でムカデを恐れたとされる「龍神」から、和名をリュウジンオオムカデと名付けた。

 毒を持っておりかまれると危険だといい、研究チームは「絶滅が強く危惧されるため、遠くから見守ってほしい」と訴えている。

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