«
»

佐藤翔馬が日本新記録で優勝、後半狙い通り 

世界記録まで0秒28、「第1段階の恩返しはできた」

佐藤翔馬が日本新記録で優勝、後半狙い通り

男子200㍍平泳ぎを日本新記録で優勝し、笑顔を見せる佐藤翔馬(左)と2位の武良竜也。ともに東京五輪代表に決まった=7日、東京アクアティクスセンター(時事)

 最後は必死で逃げ切り、世界記録まで0秒28と迫る好タイムで五輪切符をつかんだ。20歳の佐藤は「最初から最後まで自分のレースを意識して頑張った」と笑顔を見せた。

 渡辺をはじめ、ライバルの多いハイレベルな戦いにも「(いつも通り)普通にレースをすれば大丈夫」と自信を持っていた。特に100~150メートルでスピードに乗り、その勢いで逃げ切るという後半の展開は狙い通りだった。

 2月初めまでは、得意のキックに比べて物足りなかった上半身を強化するトレーニングを重視。その中で立て続けに2分6秒台のタイムを出し、その後はキックの練習も増やして仕上げてきた。

 1月は0秒11、2月は0秒07届かなかった日本記録を、重圧のかかる選考会の舞台で塗り替えた。西条コーチは、東京SCの大先輩で五輪2大会連続2冠の北島康介さんを引き合いに「集中力にたけた部分では、北島と似てきている」とたたえた。

 練習場への送り迎えや食事面で支えてくれた家族や、付きっきりで指導してくれたコーチへの感謝の言葉を述べようとして涙があふれる場面も。「第1段階の恩返しはできた」。さらに大きな恩返しは五輪の金メダルだ。

0

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。