ワシントン・タイムズ・ジャパン

大きな手応え、大谷翔平が「二刀流」で出場

先制ソロも白星ならず、本塁カバー交錯で無念の降板

大きな手応え、大谷翔平が「二刀流」で出場

ホワイトソックス戦の1回、先制のソロ本塁打を放つエンゼルスの大谷=4日、アナハイム(時事)

 エンゼルスの大谷は、自らの本塁打と好投で手が届きそうだった3年ぶりの白星を、つかむことはできなかった。

 3―0で迎えた五回。単打と2四球などで招いた2死満塁のピンチで4番モンカダを迎えた。初球の暴投で2点差。ボールが先行する苦しい投球となったが、直球で空振りを二つ奪い、フルカウントに持ち込んだ。7球目のフォークは空振り。しかし、捕手が後逸して振り逃げとなり、一塁への悪送球も絡んで同点に追い付かれた。

 走者を出しても、ピンチを背負っても、同点になるまでベンチは動かなかった。本塁ベースカバーでの交錯で痛めた足を引きずるように降板。先発投手としての大きな期待を感じただけに、「我慢して使ってもらった。何とか応えたかったが、ああいう形になってしまい悔しい」と振り返った。

 今季初登板は、メジャーでは初めての投打同時出場。一回には右中間へ豪快な先制ソロを放った。2018年10月に右肘を手術し、19年は登板なし。昨季もまともな投球はできなかったが、この日は100㍄(約161㌔)の直球をコンスタントに投げ、強打のホワイトソックス打線を四回までは無失点に抑えた。勝利投手こそ逃したが、大きな手応えを得た試合だったことは明らか。「一つ公式戦でこういう形でできたのはよかった」。「リアル二刀流」への期待が大きく膨らむ一戦となった。(アナハイム時事)

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