ワシントン・タイムズ・ジャパン

松元克央、200m自由形日本新で五輪切符獲得

後半の粘りで宣言通り自己記録を更新、夏への課題は明確

松元克央、200m自由形日本新で五輪切符獲得

男子200㍍自由形で日本新を記録し、笑顔を見せる松元克央=5日、東京アクアティクスセンター(時事)

 「目いっぱい。今の実力を全て出した」。松元が、タイムも内容も会心のレースで初の五輪切符を手にした。宣言通り200メートル自由形で自らの日本記録を更新しても、数回うなずいただけ。「1分44秒台前半を出せば金メダルも見える。そのためのステップとしてはすごくいい記録」。最大目標だけをしっかり見据えている。

 力強いストロークでぐいぐいと前に進んだ。前半は1月に日本新を出したときよりも0秒76も速い。しかも力まずに出したラップタイム。後半の粘りもあって、「しっかり泳ぎ切ることができた」と喜んだ。

 2019年世界選手権で銀メダル。この種目で日本勢初の快挙にも浮かれず、貪欲に「金メダル」という目標を明確にした。それ以来きつい練習を続けたが、20年の選考会は五輪延期により直前に中止。激しく落ち込み再び気合が入るまでに相当の時間を要した。そして今では、1年前より強くなったと言い切れる。

 夏への課題は明確。スピード維持の練習を続ける一方で、ラスト50メートルの速さを上げるための持久力も鍛える。「世界(のライバル)もレベルを上げてくると思う」と気を緩めず、「死ぬ気で頑張りたい」と言った。

0

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。