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ミャンマーの犠牲者に哀悼の祈りを捧ぐ

神奈川県横浜市の真照寺で、宗派を超え両国の僧侶が読経

ミャンマーの犠牲者に哀悼の祈りを捧ぐ

犠牲者を悼んだ日本在住ミャンマー人僧侶(左端と左から2人目)と真照寺僧侶ら=28日午後、神奈川県横浜市の真照寺(辻本奈緒子撮影)

 ミャンマー軍のクーデターにより連日多くの民間人が犠牲になっていることを受け、神奈川県横浜市にある高野山真言宗禅馬山真照寺で28日、慰霊祭が行われた。同寺の僧侶と在日ミャンマー人の僧侶がそれぞれ読経し、犠牲者を悼んだ。主催は世界連邦日本仏教徒協議会。

 犠牲者を偲(しの)ぶため、在日ミャンマー人や日本人関係者らが集まり、僧侶らによるミャンマー式と真言宗式の読経と共に手を合わせた。

 法要の後に挨拶(あいさつ)した拓殖大学国際日本文化研究所教授のペマ・ギャルポ氏は、「宗派は異なってもすべての仏教徒は皆仏陀の教えを守っている。ミャンマーの人々が望んでいるのは日本と同じように自分たちの一票でリーダーを選ぶこと。それ以上はない」と述べた。

 在日ミャンマー人を代表してスピーチしたアラカン民族民主党顧問のラ・エ・マウン氏は、「軍が武器を持たない民衆を殺害するのは世界的にはもちろん、ミャンマー人から見ても考えられないことだ。ミャンマーの民主主義を取り戻すため、日本の皆さんの力を貸してほしい」と訴えた。マウン氏によると、現地では既に子供を含む400人以上の市民が命を落としたとみられており、在日ミャンマー人の中でもアウン・サン・スー・チー氏ら民主化勢力や政治犯の釈放など求め、駐日大使館前での抗議などの動きが出ている。

 真照寺の水谷榮寛住職は、「ミャンマーに関する報道を見て、私たちにできることはまず祈りだと考えた。何かしたいという気持ちは日本人たるゆえんだろう」と話した。ほか、太田正孝横浜市議やタレントのせんだみつお氏らが参列した。

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