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東京地検特捜部、黒川元検事長を略式起訴

検察審査会の起訴相当の議決受け、賭け麻雀問題を再捜査

東京地検特捜部、黒川元検事長を略式起訴

黒川弘務・元東京高検検事長(時事)

 昨年春の緊急事態宣言中、知人の新聞記者らと賭けマージャンをしていた黒川弘務・元東京高検検事長(64)について、東京地検特捜部は18日、単純賭博罪で略式起訴した。

 黒川氏はいったんは不起訴処分となったが、検察審査会が昨年12月に起訴相当の議決を出し、特捜部が再捜査していた。不起訴不当と議決された産経新聞記者ら3人については、改めて不起訴処分(起訴猶予)とした。

 記者会見した東京地検の山元裕史次席検事は処分理由について、「黒川氏が賭けマージャンを容易に止めることができる立場にあったことなど、議決の指摘を真摯(しんし)に受け止めた」と説明した。

 起訴状によると、黒川氏が緊急事態宣言下の昨年4~5月、4回にわたり知人の産経新聞記者宅で同紙記者ら2人と朝日新聞社員の計4人で賭けマージャンをしたとされる。

 黒川氏をめぐっては、昨年5月に賭けマージャン問題が発覚し、市民団体が刑事告発。特捜部は同7月、単純賭博罪が成立するとした一方、黒川氏が事実を認め、社会的制裁を受けたことなどから起訴猶予処分とした。

 これに対し東京第6検察審査会は昨年12月、「黒川氏は検事長として違法行為を自制し、抑止すべき立場にあったのに賭けマージャンをしており、社会に与えた影響は大きい」と指摘。緊急事態宣言のかなり前から賭けマージャンを続けるなど規範意識も減弱しているとし、起訴相当の議決を出した。

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