ワシントン・タイムズ・ジャパン

悔しさより満足感、高梨沙羅は笑顔の銀メダル

世界ノルディックで、合計287・9点で自己最高タイ

悔しさより満足感、高梨沙羅は笑顔の銀メダル

表彰式で笑顔を見せる高梨沙羅3日、ドイツ・オーベルストドルフ(dpa時事)

 悲願の金メダルに届かなかった悔しさよりも、満足感が勝った。表彰式で名前を呼ばれると、高梨は両手を上げて爽やかな笑顔を見せた。「思い描いていたジャンプを体現できた。とても自信になった」

 1回目は強めの追い風の中、126メートルで4位。空中で体が伸び過ぎ、後半でやや失速した。日本チームの横川ヘッドコーチから助言を受けて臨んだ2回目。理想的な空中姿勢を保ったまま134メートルまで伸ばし、暫定トップに立った。最後はルンビに抜かれたが、「自分のジャンプがやっと形になってきた」とすがすがしい表情だった。

 金メダルまでは飛距離換算で約4・8メートル。その差の要因の一つがテレマーク姿勢だった。2回目は着地の際に腰が落ち、飛型点はルンビと5点差。「ルンビ選手は空中がスムーズで、お手本にしている」。ライバルとの差を素直に受け入れた。

 銅メダルだった平昌五輪からの試行錯誤を実らせ、今大会は世界選手権の個人種目で2大会ぶりに表彰台に戻った。「モチベーションも上がってくる」。総合優勝争いを繰り広げているワールドカップ(W杯)へ、気分を高めて戻る。(ロンドン時事)

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