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土地無償提供は違憲、問われた儒教文化の公共性

孔子廟判決で原告側記者会見、「勝訴でまとまり満足」

土地無償提供は違憲、問われた儒教文化の公共性

那覇市の松山公園にある孔子廟の大成殿=2020年10月(時事)

土地無償提供は違憲、問われた儒教文化の公共性

那覇市の「孔子廟」をめぐる最高裁判決後、記者会見する原告側の徳永信一弁護士(右)と上原千可子弁護士=24日午後、東京都千代田区(川瀬裕也撮影)

 沖縄県那覇市の「孔子廟」への土地無償提供について最高裁が違憲判決を下した24日午後3時すぎ、東京都千代田区の最高裁大法廷から出てきた原告の代理人弁護士が「全面勝訴」「違憲」と書かれた紙を広げると、待ち受けていた支援者から拍手が湧き起こった。

 原告側はその直後、都内で記者会見を開いた。原告代理人の徳永信一弁護士は、裁判では「宗教と結び付いた儒教文化の公共性が問われた」とし、「こういう形(勝訴)でまとまったことに満足している」と話した。

 上原千可子弁護士は「足掛け7年間の闘いだった。一審も二審も違憲判決が出た結果がこの最高裁判決だ。那覇市はこの判決を重く受け止めてほしい」と話した。

 原告の「住みよい那覇市をつくる会」代表・金城テルさん(92)は、新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言下のため最高裁への出席は叶(かな)わなかった。

 徳永弁護士は、「金城さんの当初から訴えている、孔子廟の撤去について訴訟が那覇地裁で別途、争われている」と語った。

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