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殺傷事件が相次ぐボーガン、所持を許可制に

銃刀法改正案を閣議決定、用途をスポーツ射撃用に限定

殺傷事件が相次ぐボーガン、所持を許可制に

政府が閣議決定した銃刀法改正案で、所持許可制が盛り込まれたボーガン(警察庁提供・時事)

 政府は24日、今国会に提出する銃刀法改正案を閣議決定した。殺傷事件などが相次ぐボーガン(洋弓銃)を「クロスボウ」と定め、所持許可制を導入する。用途もスポーツとしての射撃などに限定し、違反すれば罰則がある。既に所持している人も対象となる。

 改正案は、クロスボウについて「引いた弦を固定し、解放することで矢を発射する仕組みを持つ弓のうち、人の生命に危険を及ぼすもの」と規定。警察庁によると、現在流通している威力が最も低いものでも対象になる。

 所持には各地の公安委員会の許可が必要とした。用途はスポーツとしての射撃や動物麻酔などに限定し、個人の鑑賞用は認めない。

 使用できる場所も射撃場などに限り、ロッカーなど適切な設備での保管を義務付けた。悪用を防ぐため、18歳未満や薬物中毒者など、該当すれば所持が認められない「欠格事由」も設けた。

 販売業者は公安委員会への届け出制とし、販売時は購入者の所持許可証の確認を義務化。インターネット経由の場合は事前に許可証を郵送してもらう。

 無許可所持は3年以下の懲役または50万円以下の罰金とした。改正案は、成立すれば9カ月以内に施行される。現在所持している人も規制対象となり、施行後6カ月以内に許可を申請するか、廃棄しなければならない。

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