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1・7万年前に描かれたカンガルーを発見

豪州最古の岩壁画、先住民アボリジニの文化理解に重要

1・7万年前に描かれたカンガルーを発見

オーストラリア北西部の岩壁に1万7500~1万7100年前に描かれたカンガルーの仲間の壁画図解(メルボルン大のダミエン・フィンチ博士ら、ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビア誌提供・時事)

 オーストラリア北西部、キンバリー地域の岩壁で見つかったカンガルーの仲間の壁画が、1万7500年前から1万7100年前に描かれたことが分かったと、メルボルン大などの研究チームが発表した。豪州最古の岩壁画で、先住民アボリジニの文化を理解する上で重要という。論文は23日、英科学誌ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビアに掲載された。

 豪州から近いインドネシアでは4万年以上前の動物の洞窟壁画が発見されており、研究チームは文化的なつながりがある可能性を指摘している。

 豪州には動植物の岩壁画が多数あるが、年代の特定が難しい。研究チームは、岩壁にハチが巣を作ることがあり、付着した巣材には放射性炭素年代測定法を使えることに注目。壁画が描かれる前後にハチの巣が作られていれば年代を絞り込めると考え、同地域で調査を進めた結果、カンガルーの仲間の壁画(縦約2メートル)が最も古かった。

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