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新型コロナウイルスの世界の感染者が1億人

米ジンズ・ホプキンス大集計 2カ月半で倍増 死者数は215万人超

新型コロナウイルスの世界の感染者が1億人

26日、パリの病院の集中治療室(ICU)で、新型コロナウイルス患者の看護に当たる医療従事者ら(AFP時事)

 米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、新型コロナウイルスの世界の感染者が日本時間27日、累計で1億人を超えた。2019年12月に中国・武漢で最初の感染が確認され、昨年11月に5000万人を記録したが、わずか2カ月半余りでさらに5000万人が感染したことになる。各国はワクチンの接種を急いでいるが、変異したウイルスの発見も相次いでおり、収束に向かうかは不透明だ。

 国別の内訳は、最多の米国が約2540万人。インド(約1070万人)、ブラジル(約890万人)、ロシア(約370万人)、英国(約370万人)と続いている。

 米国では今月に入り、1日当たりの死者数が過去最悪ペースの4000人を上回る日があるなど、これまでに世界最多の42万人以上が死亡した。英国では感染力が強いとされる変異したウイルスが猛威を振るい、イングランド全域で3度目のロックダウン(都市封鎖)を実施している。

 世界の死者数は215万人を超えた。世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は18日、世界で1週間に10万人が死亡する日も近いと警告。「現在の感染状況は変異ウイルスによってより複雑になっている」と危機感を示した。

 世界の死者数は米国に続き、ブラジルが22万人、インドやメキシコが15万人を上回った。ジョンソン英首相は26日、記者会見し「亡くなった一人ひとりに深く謝罪する」と述べ、英国の死者数が10万人を超えたことを明らかにした。

 新型コロナの発生源をめぐっては、WHOの調査団が14日に武漢入りした。2週間の隔離を経て、最初に集団感染が確認された海鮮市場などを訪れる予定だが、責任の追及を懸念する中国側は調査に慎重な姿勢を崩していない。

 AFP通信によると、少なくとも60カ国・地域でワクチン接種が始まっている。各国が接種ペースを加速させているが、世界に出回っているワクチンはいずれも2度の接種が必要とされ、効果が出るのはまだ先になりそうだ。

 1918年から約2年間、世界的流行が続いたスペイン風邪は、全世界で約6億人が感染、2000万~4000万人が死亡したとされる。(時事)

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