ワシントン・タイムズ・ジャパン

世界の新型コロナ感染者、累計で1億人に迫る

変異ウイルスの感染拡大収束の見通し立たずワクチンはまだ不足

世界の新型コロナ感染者、累計で1億人に迫る

25日、南米チリで、南部の町オソルノから首都サンティアゴへ、航空機で救急搬送されてきた新型コロナウイルスの患者(AFP時事)

 世界の新型コロナウイルス感染者の累計が1億人に迫っている。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、日本時間26日午後の時点で約9970万人となった。感染者は昨年11月、累計5000万人を記録したばかりだ。変異したウイルスの感染も広がり、収束の見通しは立っていない。

 国別では、最多の米国が約2530万人。インド(約1070万人)、ブラジル(約890万人)と続き、ロシアと英国が約370万人で並んでいる。

 ワクチンの接種は世界各地で始まっているが、世界保健機関(WHO)の緊急事態対応を統括する専門家マイク・ライアン氏は25日、「現実から目をそらしてはいけない」と強調した。供給は圧倒的に不足しており「世界的危機に直面している。最前線の医療関係者、高齢者、社会の弱者が今まさにワクチンを必要としている」と訴え、安心する状況には程遠いと世界に呼び掛けた。

 20日に就任したバイデン米大統領は25日、ドイツのメルケル首相と電話で会談した。独政府によると、コロナ対策に絡みメルケル氏は米国のWHO復帰を歓迎し「国際的課題に取り組む際、ドイツも責任を引き受けていきたい」と伝え、トランプ政権下で停滞していた欧米間の連携には改善の兆しが見え始めた。(時事)

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