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全米で暴動を警戒、異例の新大統領就任式典

首都ワシントンで2万5000人の州兵が夜通しで監視の目を光らせる

全米で暴動を警戒、異例の新大統領就任式典

19日、米ワシントンで、連邦議会議事堂周辺に設置された鉄条網付きの柵(AFP時事)

 バイデン米新大統領の就任式を翌日に控えた19日、全米で抗議デモが暴徒化する不測の事態に備えて厳戒態勢が敷かれた。首都ワシントンでは前回の式典の約3倍となる2万5000人の州兵が夜通しで監視の目を光らせ、物々しい雰囲気に包まれた。

 首都はホワイトハウスや議事堂につながる道路に鉄柵が張り巡らされ、19日に六つの橋が新たに封鎖された。国防総省はこの日、動員した州兵の身辺を調査し、12人を任務から外したと発表。「内なる脅威」にも備える異例の対応は、米国社会の深刻な分断を色濃く映し出している。

 就任式を前に首都中心部の国立公園「ナショナル・モール」では19万超の米国旗が飾られた。新型コロナウイルスで式典に参加できない聴衆に見立てた演出で、見物に向かっていたアレハンドロ・ウリョアさん(45)は「移民として米国の明るい未来を信じたい」と祈るように語った。(ワシントン、ニューヨーク時事)

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