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東京五輪半年前、春以降に選考本格化

新型コロナウイルスの影響で予選会中止なら混乱必至

東京五輪半年前、春以降に選考本格化

東京五輪につながるレスリングの世界選手権代表決定プレーオフ。女子57㌔級は川井梨紗子(左)が伊調馨(右)を破り明暗を分けた=2019年7月、埼玉・和光市総合体育館(時事)

 昨夏の開催予定が1年延期された東京五輪。国際大会の成績などで昨春までに日本代表に決まっていた選手は、ほとんどが権利を維持した。その後も選考は進み、個人競技でこれまで約120人が五輪切符を手にした。

 多くの競技は3月以降に国内選考会や大陸予選などが行われる。日本勢のメダル量産が期待されるレスリングは、18階級中で8階級が決定済み。本来の日程から延期された4月のアジア選手権、5月の世界予選で残る10人が決まる。新型コロナウイルスの影響で大会が開催できなければ混乱は必至。ボクシングなども似た状況にある。

 陸上はマラソン代表男女計6人に競歩と長距離の一部、競泳は男子の瀬戸大也が切符を獲得済みだ。競泳は4月、陸上は6月の日本選手権が原則「一発勝負」の選考会で、選手は照準を定めて準備を進められる状況。体操は4月の全日本選手権個人総合などで選考する。ただ、選手に感染が広がるなどすれば、選考会の開催は難しくなる。各競技団体は徹底したコロナ対策を続けて、確実に実施する責任を背負う。

 昨年12月に最後の1枠が決まった柔道やテコンドー、卓球、自転車は既に全ての代表選手が決定。選考過程で混乱があったスポーツクライミングも確定した。5、6月の世界ランキングで決まるのが、テニスやゴルフ、バドミントン。比較的円滑に選手が決まりそうだ。

 一方でトライアスロンなどは、選考の対象となる国際大会の詳細が決まっておらず、選手は難しい状況の中で準備を続ける。野球、サッカー、バレーボールなど団体競技の多くは五輪の約1カ月前にメンバーを絞り込む見通しだ。

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