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石川佳純が伊藤下し涙の奪還、5年ぶりに頂点

全日本卓球女子シングルス決勝で逆転優勝、若手を退けて五輪へ弾み

石川佳純が伊藤下し涙の奪還、5年ぶりに頂点

女子シングルス決勝、伊藤美誠を破り、5年ぶり5度目の優勝を果たした石川佳純=17日、丸善インテックアリーナ大阪(時事)

石川佳純が伊藤下し涙の奪還、5年ぶりに頂点

女子シングルス決勝で伊藤美誠(左奥)を破り優勝し、ガッツポーズする石川佳純=17日、丸善インテックアリーナ大阪(代表撮影・時事)

 5年ぶりに頂点に立った石川は両手を突き上げ喜びを爆発させた。ゲームカウント1-3からの逆転優勝に「うれしい。たくさんの人に感謝したい」と涙があふれた。

 伊藤との決勝。最終ゲームで9-5とリードを広げたが、ミスで同点に。それでも「自分が得意なフォアだと思った。クロスはブロックされると思ったのでストレートに打った」。冷静に考え、思い切ってフォアハンドを振って10点目。大きな1点で試合を決定づけた。

 粘りが呼んだ勝利でもあった。「自分で(優勝を)つかみ取るよう、攻めることを意識した」。何度も伊藤の体の中心を狙い、レシーブやラリーでは思い切ってコースを変えるなど、厳しい場所を突いていった。

 この4年間は若手に阻まれてきた。10代から活躍する石川も27歳となり「年齢やプレースタイルをマイナスに考えてしまうこともあった」と明かす。だが、新型コロナウイルスの影響で試合がなくなり練習時間が増えた。その中で家族やコーチ、トレーナーからの「自分の可能性を信じて」の声に奮い立ち、準々決勝と準決勝で16歳、決勝で20歳を撃破した。

 半年後に迫った東京五輪へ弾みをつける優勝。「卓球を20年やってきて、私にとっては最高の舞台。すごく出たいし、あると信じて頑張り続けるしかない」。大舞台への思いを口にした。

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