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警視庁、 留置前に容疑者全員にPCR検査を実施

全国の警察で初の取り組み、陽性反応が出れば医療機関で診察を行う

警視庁、留置前に容疑者全員にPCR検査を実施

警視庁四谷署の留置場=2020年5月7日、東京都新宿区(時事)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、警視庁が逮捕した容疑者全員に対し、留置場に入れる前にPCR検査を実施する方針を固めたことが15日、同庁への取材で分かった。留置場内での無症状者による感染拡大を防ぐのが狙いで、全国の警察では初の取り組みという。早ければ週明けから始める。

 警視庁留置管理1課によると、留置前に容疑者からストローを使って容器に唾液を提供してもらい、同庁本部に設置された検査機器で感染の有無を調べる。陽性反応が出た場合は医療機関で改めて診察を行い、容疑者の健康状態や犯罪の重大性などを考慮し、入院の必要性や陽性者用の隔離施設への収容などを検討する。

 警視庁では以前から、留置前の診療で容疑者に発熱や味覚障害など新型コロナの感染を疑う症状があれば、医療機関に依頼してPCR検査などを実施していた。ただ、感染が再び拡大し、昨年12月に一部の警察署の留置場で収容者の集団感染が起きたことから、より強い対策を検討していた。

 同課の寺岡博之課長は「引き続きあらゆる手段を講じ、留置施設内における感染防止と衛生の確保に努める」とコメントした。

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