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コロナ下で初の 「大学入学共通テスト」 が始まる

53万5245人志願、試験場は入念な感染対策を講じる、雪で再試験も

コロナ下で初の「大学入学共通テスト」が始まる

大学入試センター試験に代わり、初めて行われた大学入学共通テスト=16日午前、東京都文京区の東京大(時事)

 大学入試センター試験に代わる初めての大学入学共通テストが16日に始まり、地理歴史・公民と国語、外国語(英語リスニングを含む)が行われた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、各試験場は入念な感染対策を講じた。17日に数学と理科の試験を行い、全日程を終える。

 大学入試センターによると、681カ所の試験場のうち、73人が受験予定だった北海道稚内市の稚内北星学園大は、暴風雪警報が出たため再試験を決めた。一日の全教科が再試験となったのは、センター試験などを通じて初めて。

 このほか、地理歴史・公民の科目数を誤って申し出た受験生について、監督者が受験票の確認を怠るなどし、3会場で受験生計5人の開始時刻を最大125分繰り下げた。また、視力への配慮が必要な受験生向けの問題冊子を誤るなどし、2会場で2人が再試験の対象となった。

 受験生には、試験時間中のマスク着用や手指の消毒、自席での昼食などが求められ、会場の換気など感染防止策が徹底された。

 志願者は昨年1月のセンター試験より約2万人減の53万5245人で、現役生が84%、浪人生は15%。コロナによる長期休校に伴う学習遅れに配慮し、30、31日に第2日程が設けられた。共通テストを利用する大学・短大は過去最多の866校。

 出題はマークシート方式で、複数の資料から情報を読み取るなど、思考力や判断力がより求められる問題が出された。

 陰性で無症状の濃厚接触者や、医師が必要と判断した受験生は別室受験となる。文部科学省や入試センターは、体調に不安があれば追試験を申請するよう呼び掛けている。

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