扉に刀傷、今も残る三島事件の自決現場
防衛省敷地内の 「市ケ谷記念館」 に移設、陸自滝ケ原駐屯地に石碑も
作家・三島由紀夫=当時(45)=が、主宰する「楯(たて)の会」の会員と陸上自衛隊市ケ谷駐屯地に立てこもった三島事件は25日で50年。自決した東部方面総監室があった「1号館」は現在、「市ケ谷記念館」として防衛省(東京都新宿区)の敷地内に移設、復元されている。総監室の扉には三島が自衛隊員ともみ合った際に付いた刀傷が刻まれ、半世紀前の事件を今に伝える。
記念館は、同省を見学する「市ケ谷台ツアー」のコースに含まれる。旧陸軍大臣室だった総監室の部屋中央には1号館の模型が置かれており、三島が演説したバルコニーも窓越しに見えるが、扉に残る刀傷3カ所以外に事件を示す資料はない。
同省によると、「事件に関する展示物は特にないが、案内する際に事件が起きたことを紹介している」という。
記念館には、極東国際軍事裁判(東京裁判)の舞台となった大講堂などもある。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ツアーは予約制で、25日は午前、午後とも定員に達している。
陸自滝ケ原駐屯地(静岡県御殿場市)には、三島が詠んだとされる和歌が刻まれた石碑がひっそりとたたずむ。同駐屯地によると、和歌の意味と建立の経緯は不明という。同駐屯地の広報資料室には「三島コーナー」が設置され、「限りある身の力ためさん」との直筆看板や三島が体験入隊した際の写真なども飾られている。
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