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京大などが神経再生を目指し臨床試験を始める

「バイオ3Dプリンター」で細胞から人工的に組織を作製

京大などが神経再生を目指し臨床試験を始める

バイオ3Dプリンターで作製した神経導管(サイフューズ提供・時事)

 細胞から人工的に組織を作る「バイオ3Dプリンター」を使い、神経を再生する臨床試験(治験)を始めたと、京都大付属病院の池口良輔准教授らの研究チームが発表した。手の神経を欠損した患者を25日から募集。3Dプリンターで作ったチューブ状の「神経導管」を移植し、安全性などを確認する。

 治験では、6カ月以内の事故で手の指などの神経を欠損した患者3人を募集。皮膚から採った細胞を培養して塊を作り、3Dプリンターでチューブ状に積み重ねるなどして、神経導管を作製する。

 神経導管は長さ24ミリ、内径2ミリ。損傷部に移植した後、11カ月にわたり、感覚が戻るかどうかなどを観察する。

 神経損傷に対しては、脚の神経の移植が行われているが、健全な神経を犠牲にする問題があった。研究チームは、再生医療ベンチャー「サイフューズ」(東京)が開発した3Dプリンターで神経導管を作製。ラットに移植し、良好な結果を得ていた。

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