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史上最速、川崎フロンターレが3度目の制覇

2年ぶり、最後は圧倒、引退のMF中村憲剛選手に華

史上最速、川崎フロンターレが3度目の制覇

2年ぶり3度目の優勝を果たし、喜ぶ川崎イレブン=25日、等々力(時事)

史上最速、川崎フロンターレが3度目の制覇

後半、競り合う川崎の中村(右)とG大阪の矢島=25日、等々力(時事)

 歓喜の瞬間、川崎の誰もが真っ先に背番号14の中村の元へ駆け寄った。後半41分の途中出場時には、大島から主将マークを託されるにくい演出も。「こんな最高の40歳でいいのか。みんなに感謝。初優勝の時とは違う光景」。ホーム等々力でシャーレを掲げ、はじけた笑顔。選手として、もう2度と訪れない時間を惜しむようでもあった。

 2位G大阪との直接対決は、優勝に向けた仕切り直しの一戦。「スタートから終わりまで自分たちらしい戦いをしてくれた」と鬼木監督。21日の大分戦の悔しさをぶつけるように、本来の力を見せつける大勝で史上最速の優勝をつかみ取った。

 鬼気迫るプレスで相手の自由を奪って試合を支配。前半22分にレアンドロダミアンが登里の鋭い左クロスに飛び込んで先制すると、同45分には家長がCKから追加点。優勝には引き分け以上が条件の一戦で、十分なリードを確保したが、そこで満足しないのが川崎だ。家長のハットトリックもあって、終わってみれば5-0の決着だった。

 新型コロナウイルスの影響を受けた今季。鬼木監督は7月の再開を前に「自分たちがJリーグを引っ張って優勝しよう」と呼び掛け、言葉通りに首位を独走してきた。圧倒的な得点力を武器に、偉業とも言える10連勝と12連勝のJ1記録もつくった。「きょうは今季を象徴するようなゲームができた。フロンターレらしい優勝」と中村。無邪気にはしゃぐ後輩たちを頼もしげに見詰めていた。

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