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JAXA、アルテミス計画で宇宙飛行士を募集へ

13年ぶりに来秋から開始、日本人初の月面着陸も期待

JAXA、アルテミス計画で宇宙飛行士を募集へ

日本人宇宙飛行士の募集について記者会見する宇宙飛行士の若田光一さん=23日午後、東京都千代田区(時事) 

 萩生田光一文部科学相は23日の閣議後記者会見で、日本が参加を表明した国際月探査計画(アルテミス計画)に向け、日本人宇宙飛行士の募集を行うと発表した。新たな飛行士は日本人初の月面着陸も期待され、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は来秋ごろをめどに募集を開始する。

 萩生田文科相は「日本人宇宙飛行士の参画は極めて大事だ。チャンスを生かしていけるよう国としても後押ししたい」と述べた。

 宇宙飛行士の募集は、油井亀美也さん(50)ら3人が採用された2008年以来で、13年ぶり6回目。今後、5年に1度程度の頻度で、募集を行うという。

 アルテミス計画は、月周回軌道に宇宙ステーション「ゲートウエー」を国際協力で建設。24年に米国人宇宙飛行士を月面に着陸させ、継続的な月面探査や、将来の有人火星探査に向けた技術実証を目指す。

 文科省は7月、米航空宇宙局(NASA)との間で月探査協力に関する共同宣言に署名。バッテリーや環境制御など日本が得意とする技術で貢献する見返りに、日本人宇宙飛行士のゲートウエー搭乗や月面着陸の機会を確保する見通しを付けつつある。

 現在、JAXA所属の宇宙飛行士は7人いるが、月探査が本格化する25年までに3人がJAXAの定年(60歳)を迎え、30年には2人しか残らない。宇宙飛行士は育成に採用から4、5年はかかるため、月周辺での活動が本格化する前に人材確保を進める。

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