«
»

我慢重ねて逆転劇、稲森佑貴が2年ぶり2度目V

日本オープンゴルフで、再びゴルファー日本一に輝く

我慢重ねて逆転劇、稲森佑貴が2年ぶり2度目V

日本オープンゴルフで優勝を果たし、優勝カップを手に笑顔の稲森佑貴=18日、千葉・紫CCすみれ(代表撮影・時事)

我慢重ねて逆転劇、稲森佑貴が2年ぶり2度目V

18番でウイニングパットを沈め、ガッツポーズする稲森佑貴=18日、千葉・紫CCすみれ(代表撮影・時事)

 決めれば優勝のバーディーパットは2メートル弱。稲森は「自分の心拍音が聞こえるくらい緊張した」。きっちり沈め、喜びをかみしめるように右拳でガッツポーズ。2年前にツアー初勝利を挙げた大舞台で、再びゴルファー日本一に輝いた。

 同じ最終組で回った谷原と1打差で出て、11番まで全てパー。12番でボギーをたたいても、13番で3・5メートルを沈め取り返した。谷原が17番をボギーとし、初めて首位に並んで迎えた最終18番(パー5)。第3打は、グリーンを外した谷原に対し、ピンそばにぴたり。我慢を続けて逆転した。

 今大会も、昨季まで5年連続1位のフェアウエーキープ率が78・57%でトップ。ラフが深いセッティングで持ち味の安定感が光った。

 2018年の日本オープンを最後に勝利はなく、「シードを取ってから一番苦しんだ」という19年は賞金ランキング49位。オフは地元の鹿児島で体幹を鍛え直し、ラウンド数も増やしてコースでの対応力を磨いてきた。

 今年2月に結婚して迎えた今季。コロナ禍で試合数が減る中、少ないチャンスを物にした。「(国内)メジャーで勝つことで、次の自信につながる。また勝ちたい」。一家の大黒柱となった26歳の口調が力強かった。

1

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。