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初優勝、関脇正代関の父の巌さん「感無量です」

熊本県宇土市は歓喜に沸く、200人以上の市民がPVに

初優勝、関脇正代関の父の巌さん「感無量です」

正代関が初優勝を決めた瞬間、大喜びする父の正代巌さん(中央)と母理恵さん(左)=27日午後、熊本県宇土市(時事)

 大相撲秋場所で、熊本県出身として初の幕内優勝を遂げた関脇正代関(28)=本名正代直也、時津風部屋=の地元、熊本県宇土市は歓喜に沸いた。27日にecowin宇土アリーナで行われたパブリックビューイング(PV)には、地元後援会や母校宇土市立鶴城中学校の相撲部員ら200人以上の市民が詰め掛けて声援を送り、優勝を祝う花火も20発打ち上げられた。

 後援会のメンバーは、今場所のために新調したくまモンの絵柄が入った法被に身を包んで応援。正代関が土俵に上がると、大きな拍手が起こり、会場の熱気は一気に高まった。駆け付けた「宇土雨乞い大太鼓保存会青年部」らの太鼓に合わせて、「正代コール」が響いた。

 正代関が新入幕の翔猿関を突き落としで下して優勝を決めると、一斉に立ち上がって大歓声。正代関の父巌さん(60)は報道陣に囲まれ、「感無量です」と話した。

 巌さんは、息子の初優勝は努力の成果だと話しながらも、「きのうは不安で眠れなかった。胸をなで下ろし、ほっとしたという感じ」と正直に心中を明かした。母理恵さん(56)は「本当にうれしい。よく頑張ったと本人に言ってあげたい」と誇らしげに語った。

 金田光生後援会長(68)は「入場の様子から(優勝を)確信していた。この調子で横綱まで頑張ってほしい」と興奮が冷めやらぬ様子で、さらなる飛躍を期待。鶴城中3年で相撲部主将の大手希星くん(15)は、先輩の勇姿を見て、「勝ちたいという気持ちを感じた。大先輩のあとに続けるよう、練習を頑張っていきたい」と目を輝かせていた。

 元松茂樹市長は「今年は豪雨災害もあったので、普通の優勝とは重みが違う。県民は元気をもらったのでは」と感謝を込めて話した。

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