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主将マーク、53歳のカズがJ1のピッチに立つ

13年の時を経て思い出の等々力で最年長出場

主将マーク、53歳のカズがJ1のピッチに立つ

前半、プレーする横浜Cの三浦(右)。左は中村=23日、等々力(時事)

 日数にして4680日。選手の競技人生にも匹敵する13年という時間を経て、53歳三浦がJ1のピッチに立った。左腕には主将マーク。「僕にと言ってくれた選手たちの気持ちを腕章に込め、責任を持ったプレーをしたいと思った」

 かつて所属したV川崎のホームでもあった等々力で出場したのも何かの縁か。前半は首位川崎のボール回しを追う苦しい展開で、1点を失った。前半37分。三浦は左サイドで縦パスを受けてつぶれ役となり、松井のボレーシュートにつなげる惜しい場面の起点にもなったが「ペナルティーエリアで仕事を多くしたかった」。見せ場はつくれないまま後半11分に退いた。

 カズが重ねた努力は、常人には到底計り知れない。「試合に絡めなくても、常に向上心を忘れることなく練習に臨めることが監督の評価や試合出場につながっている。そのプロセスをカズさんが出たときに考えてほしい」。「ドーハの悲劇」をともに経験し、敬意を込める日本代表の森保監督は、視察に訪れた会場でプレーを見詰めた。

 日本のサッカー史を彩ってきた中村と松井との共演にも注目が集まった一戦は、2-3の惜敗。三浦の最年長ゴールも持ち越しとなったが、ファンの楽しみはまたつながった。「川崎相手にピッチに立って戦えたのは次につながる」と三浦。歓喜の「カズダンス」の瞬間を待ちたい。

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