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芸人を目指すりんご農家の息子の実と父の物語

映画「実りゆく」、「未完成映画予告編映画大賞」に出品

芸人を目指すりんご農家の息子の実と父の物語

映画「実りゆく」

 長野県のりんご農家の跡取り息子として生まれた実(みのる)。母の死後、父と2人で農園を切り盛りしてきた。その合間を縫って週末には東京へ通い、お笑いのライブに出演していた。実には、母の死後、「笑わなくなった父を何とか笑わせたい」という内に秘めた思いがあった。

 そのために、父の想いに背いてまで東京の舞台に立ち続けた。やがて訪れる運命の日、果たして実は笑わなくなった父を笑わせることができるのか。

 本作は、2018年に行われた第3回コンテスト「MI-CAN 未完成映画予告編映画大賞」に出品され、グランプリこそ逃したが、MI-CAN男優賞などの各賞を獲得した。コンテストでは『実りゆく長野』というタイトルで出品されたが、映画化にあたり『実りゆく』と改題された。

 「MI-CAN 未完成映画予告編映画大賞」は、これまで、作られたことのない映画の予告編を制作し、グランプリには映画化されるというユニークなコンテストだ。

 監督と脚本を芸能事務所タイタンのマネジャー八木順一郎、主人公の実役に若手漫才コンビ、まんじゅう大帝国の竹内一希が演じた。初の映画主演・出演となる竹内の脇を固めるのが、田中要次、三浦貴大、小野真弓、山本學ら。そのほか、爆笑問題、島田秀平らも出演している。

 撮影は、長野県下伊那郡松川町の農家を中心に行われた。昨年、撮影を進める中で長野県が台風19号の被害を受けたことから「映画の力で長野の魅力を伝え復興に導けたら」との思いも込められている。

 公開を記念して新宿ハイジアV-1(東京都新宿区)で9月24日に直前イベントを開催。主演の竹内のほか日本エレキテル連合などが出席予定だ。

 10月2日に長野県先行公開、10月9日より新宿武蔵野間ほか全国公開する。

(佐野富成)

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