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アザー米厚生長官、訪台を終え帰国の途に就く

李登輝元総統を弔問、中国側は断固反対と反発・けん制

アザー米厚生長官、訪台を終え帰国の途に就く

12日、台北市内で、4日間の訪問日程を終え、帰国の途に就くアザー米厚生長官(中央)(台湾外交部提供・時事)

 9日から台湾を訪問していたアザー米厚生長官は12日午後、4日間の訪問日程を終え、帰国の途に就いた。アザー氏は、1979年の米台断交後に訪台した最上位の米閣僚。蔡英文総統や頼清徳副総統、カウンターパートの陳時中・衛生福利部長(厚生労働相)ら幹部がアザー氏と会い、蔡政権の厚遇ぶりを際立たせた。

 アザー氏は同日午前、7月30日に死去し、今月14日に火葬されることが決まった李登輝元総統も弔問。台湾メディアによると、アザー氏は「李元総統が残してくれた民主主義という遺産により、米台関係は永遠に前進するだろう」との追悼メッセージを書き残した。

 米中対立が先鋭化する中でのアザー氏の訪台は、米台高官の往来を法的に裏付ける米国の台湾旅行法が2018年に施行されてから初めて。中国側は「米台の公式な往来に一貫して断固反対している」(外務省)などと反発するとともに、アザー氏訪台へのけん制として、10日には戦闘機を台湾海峡上空に派遣し、中間線を越えて台湾側に一時侵入した。(台北時事)

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