愛知県の菊生産者から帰省自粛に不安の声
お盆を前に白菊の出荷がピークを迎える、需要は低迷
日本一の花生産地の愛知県で、お盆を前に白菊の出荷がピークを迎えた。ただ、新型コロナウイルスの影響で葬儀が縮小され、需要は低迷。本来墓参りなどで書き入れ時となるはずのこの時期も各自治体で帰省自粛要請が出ており、生産者からは不安の声も漏れる。
同県碧南市では7日朝、父の代から菊の生産を続ける岡部忠幸さん(47)らが剪定(せんてい)した白菊「精の一世」を次々とトラックの荷台に積み込んだ。東北や関東が中心の消費者の手元に届く1週間後に花が開くよう、つぼみの状態で出荷。菊は通年栽培で、1日の出荷量は通常3500本程度だが、最盛期には5000本を超える。
JAあいち中央によると、菊の市場価格は3月ごろから下がり始め、一時1本10円程度まで落ち込んだ。最高値が付くお盆前からやや持ち直したものの、通常同80~100円の最高級品は50~70円程度にとどまる。岡部さんは「今の情勢では相場が戻りそうな気配は感じない」と表情を曇らせた。
売り上げは前年の3~4割にとどまっており、「変化しないと生き残れない」と販売先を広げる必要性を強調する。葬儀用がメインだった販売先は、徐々に小売り向けを拡大し、消費者へのネット販売も考えている。
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