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ラグビー夏合宿の聖地、菅平高原を救え!

新型コロナの影響で苦境に、CFで支援を呼び掛ける

ラグビー夏合宿の聖地、菅平高原を救え!

コロナ禍で予約が激減し、動画で支援を呼び掛ける菅平高原の旅館経営者(時事)

 ラグビーの夏の合宿地として有名な長野県上田市の菅平高原が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で苦境に立たされている。例年は約1000チームを受け入れているが、今年は7月時点で30チームほどしか予約が入らなかった。昨季の全国大学選手権を制した早大も合宿実施を断念。厳しい状況を乗り越えようと、菅平の旅館経営者らが現役選手やラグビー部OBに向けて支援を呼び掛けている。

 発起人は菅平高原旅館組合で副組合長を務める大久保寿幸さん。「WE ARE スガダイラーズ・プロジェクト」を設立し、一般から寄付を募るクラウドファンディング(CF)を7月20日に始めた。支援金額に応じ、グラウンドの命名権やオリジナルTシャツなどさまざまな返礼品を用意。CFは8月31日までで、目標金額は5000万円。集まったお金は組合の運営費などに充てる。

 1931年に法大がラグビーチームとして初めて菅平で合宿を実施。戦後は関東だけではなく全国各地から高校、大学、社会人チームが集まるようになった。8月は100面以上のグラウンドで毎日のように練習試合が行われ、道路は渋滞するのが普通だった。

 それが今年はコロナ禍で風景が一変し、グラウンドに人はほとんど見られない。大久保さんは「全体の宿泊費は前年比で20億円のマイナスが予想され、この先どうなるか分からない。でも、菅平を合宿の聖地として確立させた先人たちの思いも背負って、守らないといけない」と決意を示す。

 菅平の旅館や飲食店の経営者たちはメッセージ動画をSNSを通じて発信し、全国のラガーマンに協力を仰いでいる。集まった寄付は8月6日時点で約1500万円。大久保さんは「予約をキャンセルしたチームの皆さんも協力を約束してくれている。来年は元気な菅平で再会したい」と期待を込めている。クラウドファンディングのURLはhttps://motion-gallery.net/projects/sugadairers2020

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