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原爆犠牲者をしのび、広島・元安川で灯籠流し

原爆ドーム近くの旧広島市民球場跡地ではオンラインで

原爆犠牲者をしのび、広島・元安川で灯籠流し

「オンラインとうろう流し」でスクリーンを眺める人々=6日午後、広島市中区の旧広島市民球場跡地、森啓造撮影

 原爆投下から75年の節目となった6日夜、広島市中区の原爆ドーム前を流れる元安川で、犠牲者を悼む灯籠流しが行われた。今年は新型コロナウイルスの影響で一般参加は中止となり、主催する「とうろう流し実行委員会」のメンバーと市民ボランティア計17人が灯籠を流した。「世界平和」や犠牲者の名前を書いた灯籠が水面を照らし、平和への祈りをささげた。

 実行委員会メンバーの加藤和行さん(75)は生後間もない頃、母に連れられ、原爆投下後の広島市内に入った。「被爆者だった父も母も他界した。『安らかに眠ってください』と慰霊の気持ちで流した」と語った。

 原爆ドーム近くの旧広島市民球場跡地では、オンラインでの灯籠流しも開催された。参加者は持参したスマホやタブレットを使用し、特設サイトに平和への思いを入力。会場に設置されたディスプレーには次々と入力されたメッセージが流れ、参加者はじっと見詰めていた。

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