甚大被害の熊本・球磨村で罹災証明受け付け開始
470棟以上で床上浸水、生活再建の見通しは依然立たず
豪雨による球磨川の氾濫で甚大な被害が出た熊本県球磨村で16日、被災住民が公的支援などを受けるため必要な罹災(りさい)証明書の申請受け付けが始まった。村民からは「ほっとした」との声も聞かれたが、生活再建の見通しは依然立たず、不安は解消されていない。
1432世帯の約3500人が暮らしていた球磨村。これまでの調査で、床上浸水した住宅は少なくとも470棟、床下浸水は同20棟に上ることが分かっている。
臨時役場が置かれている球磨村総合運動公園にはこの日、午後1時の受け付け開始時刻前から住民約30人が待機した。木造平屋建ての自宅が床上15センチまで浸水したという高沢すみ子さん(64)同村神瀬は夫の巧さん(70)と訪れた。二人は引っ越しも考えているが、巧さんは「田んぼもあるし、(自宅を)建て直したい」と漏らす。すみ子さんは「まだ先は見通せない。ゆっくり考えたい」と力なく話した。
球磨村は被災者を支援するため、被害が特に大きかった神瀬、渡両地区で住民からの申請を待たずに住宅の被害認定調査を16日から開始。2地区の計約30棟を対象に、村職員らが住宅の周囲を歩いて回り、浸水状況を確認したり写真を撮ったりした。担当者は「早ければ2週間での証明書発行を目指したい」と話した。
県によると、既に八代市や芦北町など19市町村が罹災証明書の申請受け付けを開始。県内最大の3775棟が床上浸水した人吉市などは20日から始める予定だ。
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