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「勝ちたい」気持ち抑え予防を徹底した練習を

部活動やスポーツクラブが再開、第2波への懸念が残る

「勝ちたい」気持ち抑え予防を徹底した練習を

大泉スワロー体育クラブで、マスクを着けて練習する子供と指導員=6月2日、東京都練馬区(時事)

 新型コロナウイルス流行に伴い休止していた部活動やスポーツクラブなどが再開し、日常にスポーツの場が戻りつつある。感染第2波への懸念が残る中、予防を徹底しながら練習の量と質をどう維持するか。現場では模索が続く。

 タックルなど激しい接触が不可避なラグビー。強豪、東海大付属大阪仰星高校(大阪府枚方市)は6月中旬、密集しないパス練習を中心に部活を再開した。部室は5人ずつ交代で使用し、給水ボトルの共用も禁じた。

 湯浅大智監督(38)は活動自粛中、練習以外での能力向上を目指し、部員に自宅での料理作りを課した。丁寧な下ごしらえや段取りの良さが求められる料理に取り組むことで、目配りなど競技力の向上を見込んだ。再開後も感染防止に最大限の注意を払っており、同監督は「『自分のチームが勝ちたい』というだけでリスクの高い練習をするのは我慢が必要。変わらなければ」と気を引き締める。

 五輪代表選手を輩出する「大泉スワロー体育クラブ」(東京都練馬区)でも、体操などの教室で感染予防を徹底している。三宅泉代表(61)によると、トランポリン用器具などは指導員に体を支えてもらいながら練習することが多いが、「補助を減らす代わりに口頭できめ細かく指導するよう努めている」。

 都内では新規感染者が連日200人を超えており、跳び箱や鉄棒などを消毒しながらの指導が続く。三宅代表は「免疫力が下がったりストレスがたまったりと運動しない弊害も大きい。心のケアも取り入れ指導を続けたい」と話している。

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