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名門復活へ、日大の新監督に78歳青葉氏が就任

関東学生陸上競技連盟名誉会長で大物指導者が異例の復帰

名門復活へ、日大の新監督に78歳青葉氏が就任

日大の監督に就任した青葉昌幸氏(右)。関東学生陸連会長時代、東洋大の酒井俊幸監督(左)と第90回箱根駅伝優勝の銘板を取り付ける=2014年1月30日、東京都千代田区大手町(時事)

 年始の風物詩、東京箱根間往復大学駅伝競走で総合優勝12度を誇る日大の新監督に、青葉昌幸氏(78)がこのほど就任した。1970年代と90年代に大東大を計4度の総合優勝に導き、関東学生陸上競技連盟会長も務めた大物指導者が、高齢を押して異例の復帰。「5月18日に大学(の田中英寿理事長)からオファーがあり、一つやってみるかと。母校が復活できればいいなという気持ち」と意気込みを示した。

 日大は74年大会を最後に箱根駅伝の総合優勝から遠ざかり、近年は上位進出どころか出場を逃すこともある。今年1月の大会は18位。低迷が続く状況にOBとして歯がゆさを感じていた青葉氏は「いい選手はたくさんいる。意識が変わってくれば、伸びしろはある」と期待を込める。

 寮で60歳も下の選手と一緒に生活を始め、「口うるさく」走りの基礎の大事さを選手に伝えている。「暴力は絶対駄目だし、理詰めで学生の納得いく指導をしないといけない。結構楽しんでいる。じいさんと孫みたいなものだから」と口調は明るい。予選会の突破と、来年1月の本大会7位を目標に置く。

 新型コロナウイルスの影響で練習には制限がつく状況。10月17日に予定される予選会や真冬に開催される本大会に向け、感染状況が心配される。関東学連名誉会長の肩書も持つ青葉氏は「沿道での応援自粛(の要請)などいろんなことを考えてやらないといけない。歴史と伝統の箱根駅伝。先人たちの思いがたすきに染み込んでいるので、何とかつなぎたい」と望んでいる。

関東学生陸上競技連盟名誉会長で大物指導者が異例の復帰

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