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自衛隊が設置した仮設入浴施設で一息つく

「安全に休める場所を」、熊本県人吉市で仮設住宅着工

自衛隊が設置した仮設入浴施設で一息つく

自衛隊が設置した仮設入浴施設=11日午後、熊本県人吉市(時事)

 熊本県南部を襲った豪雨から1週間を迎えた11日、同県人吉市など2カ所で仮設住宅の建設が始まった。8月中旬の入居開始を目指し、「スピード感を持って取り組む」と県担当者。地域住民は「早く安全に休める場所を」と要望した。

 広い範囲で浸水被害があった人吉市では同日、高台にある城跡で仮設住宅建設に着手。降りしきる雨の中、ショベルカーなどの重機が行き交い、作業員が地面を掘り返すなどした。近くに住むタクシー運転手の男性(68)は「川が氾濫しても水はここまで来なかった。安全な土地だろう」と話した。

 被災者の中には、浸水した家を復旧するか、諦めて引っ越すか決めかねている人もいるという。自らは被災を免れたという主婦の三宅智英子さん(53)は「早く安全に休める場所を造ってあげてほしい」と語った。

 市内では同日、自衛隊が設置した仮設施設で入浴し、一息つく被災者の姿もあった。隣接する球磨村から逃れ、人吉市内の避難所に身を寄せる黒田イツ子さん(73)は「近場ですぐにお風呂に入れるのはうれしい。きょうは被災した自宅を見に行き泥の中を歩いたので、精神的な助けになる」と笑顔を浮かべた。

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