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母子死亡の池袋暴走現場付近に慰霊碑を設置

「事故根絶を」、夫の松永拓也さんらが参加し除幕式

母子死亡の池袋暴走現場付近に慰霊碑を設置

池袋暴走事故の現場付近に設置された慰霊碑の除幕をする松永拓也さん(左端)ら=11日午前、東京都豊島区(時事)

 東京・池袋で昨年4月、乗用車が暴走し、松永真菜さん当時(31)と娘の莉子ちゃん同(3)が死亡するなどした事故で、豊島区は全国の交通事故犠牲者への追悼の意と事故根絶への願いを込め、現場付近の公園に慰霊碑を設置した。11日午前、松永さんの夫拓也さん(33)らが参加し、除幕式が行われた。

 拓也さんは「娘の大好きだった公園で遊んだ帰り道、この交差点で2人は命を失った」と声を震わせ、「慰霊碑を見た人が、事故のない社会にするという思いを持ってほしい」と願った。

 区によると、球体の慰霊碑は「交通事故ゼロ」を目指す未来への「つぼみ」をイメージしたという。事故発生1年となる4月に除幕式を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大などの影響で延期していた。

 事故は昨年4月19日に区内の都道で起きた。旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三被告(89)はブレーキと間違え、アクセルを踏み続けたまま走行。赤信号を無視して横断歩道に突っ込むなどして松永さん母子を死亡させ、9人にけがをさせた。東京地検は今年2月、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)罪で同被告を在宅起訴した。

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