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最年少、藤井聡太七段が棋聖奪取に王手をかける

東京都渋谷区の将棋会館で、初のタイトルへあと1勝

最年少、藤井聡太七段が棋聖奪取に王手をかける

棋聖戦5番勝負第2局で渡辺明棋聖に勝って2連勝とし、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=28日、東京都渋谷区の将棋会館(代表撮影・日本将棋連盟/時事)

 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36)棋王、王将と合わせて三冠に挑戦する第91期棋聖戦5番勝負の第2局が28日、東京都内で指され、後手の藤井七段が90手で勝って2連勝とし、初のタイトル獲得に王手をかけた。

 7月9日に都内で指される第3局に勝てば、18歳を目前に棋聖位を奪取し、屋敷伸之九段(48)が持つ初タイトルの最年少獲得記録(18歳6カ月)を30年ぶりに塗り替えることになる。

 師匠の杉本昌隆八段(51)から贈られた和服を着て臨んだ藤井七段は対局終了後、「5番勝負は5局で一つの勝負なので、次戦も気負わずに臨みたい。(和服は)着てみると、思ったより快適で、普段通りに指せるのかなと思った」と語った。

 かど番に追い込まれた渡辺三冠は「均衡を取れるように指したつもりだったが、一気にバタバタと駄目になってしまった。(2連敗で)差がついてしまったので、もう少しいい将棋を指さないといけない」と話した。

 25日に、深夜にまで及ぶ順位戦B級2組の対局があった藤井七段は中2日、25、26日の2日にわたる名人戦7番勝負第3局を戦った渡辺三冠に至っては中1日と、互いに過密日程の中、今回の棋聖戦第2局に臨んだが、難解な攻防が続く緊張感に満ちた戦いから藤井七段が一気に抜け出し、勝利をつかんだ。

 藤井七段は7月1、2日には二つ目のタイトル挑戦となる王位戦7番勝負第1局で、30歳年上の木村一基王位(47)に挑む。棋界最高位の竜王戦でも本戦進出を決めており、「破竹の勢い」を見せている。

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