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阪神の福留孝介外野手、「2度目」の大台へ闘志

球界最年長43歳でシーズン迎える、目指す国内2000安打

阪神の福留孝介外野手、「2度目」の大台へ闘志

自主練習で笑顔を見せる阪神の福留=12日、甲子園球場(球団提供・時事)

 球界最年長で迎えるシーズンへ、静かに闘志を燃やしている。4月で43歳になったプロ野球阪神の福留孝介外野手は、日本通算2000安打まであと103本。「数字は意識しないが、目標があるのはいいこと」。昨年末、契約更改後の記者会見でさらりと言った。

 日米通算の2000安打は2016年に達成。日本だけの数字で達成となれば、和田一浩(中日)の42歳11カ月を抜き、史上最年長記録となる。

 ただ、昨季はふくらはぎを痛めて2度戦列を離れるなど、104試合の出場で89安打にとどまった。「1年間グラウンドに立たないとチャンスがない」。今季は開幕が当初予定より大幅に遅れる影響で、試合数は120になる見込み。到達は容易ではないが意欲をのぞかせる。

 「2度目」の大台だけでなく、400二塁打まであと6、現役では鳥谷敬(ロッテ)が達成している1000四球にもあと29に迫っている。天性のバットコントロールと優れた選球眼は、年齢を重ねても衰えを感じさせない。

 コロナ禍で異例の調整を強いられるプロ22年目。それでも連日、甲子園球場で行われる練習で懸命にバットを振り込む。約2カ月ぶりに打撃練習を見た清水雅治ヘッドコーチは「孝介の打球は本当に元気」と舌を巻く。

 外野陣はオープン戦で16年新人王の高山俊が結果を残し、新外国人のサンズも好敵手となる。チームの底上げにつながるなら、ポジション争いは歓迎する構えだ。「若い選手から超えたいと思われるようなプレーを続けていきたい」。厚い壁として立ちはだかることは、口癖にしている「使命」でもある。

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