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イスタンブールで日本企業協力の大型病院が開業

新型コロナ治療へ貢献が期待、安倍首相もTVで式典参加

イスタンブールで日本企業協力の大型病院が開業

トルコ・イスタンブールで日本企業の協力により開業したバシャクシェヒル・チャム・サクラ都市病院=4月撮影(病院運営会社提供・時事)

 トルコの最大都市イスタンブールで21日、日本の総合商社双日などがトルコの企業と協力して建設した大型総合病院「バシャクシェヒル・チャム・サクラ都市病院」の正式開業を祝う式典が行われた。新型コロナウイルス治療への貢献が期待されている。

 安倍晋三首相はテレビ会議を通じて式典に立ち会い、「チャム・サクラ病院が日本とトルコの心温まる友情の新たな象徴となり、友好協力関係がさらに大きく発展していくことを祈念する」と述べた。エルドアン大統領は式典で、病院の周辺に松と桜の苗木を植えたことを明らかにし、「とわの友情のシンボルになる」と語った。

 イスタンブールの欧州側に位置するこの病院は病床数が2600床を超え、日本で最も多い藤田医科大病院(愛知県豊明市、1400床超)を大きく上回る。集中治療室(ICU)は約400床に上り、欧州各国の病院と比べても最大規模という。4月に部分開業し、既に新型コロナの感染者を受け入れている。

 エルドアン大統領は18日の演説で、病院の名称について「チャム(トルコ語で植物の松)はわが国、サクラは日本の象徴だ」と説明し、病院が両国の協力のたまものであることを強調した。

 トルコ保健省の発表によると、これまでに国内で15万人以上の新型コロナ感染が確認された。このうち4200人超が死亡したものの、約11万4000人が回復した。(イスタンブール時事)

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