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今こそ、日本ブラインドサッカー協会の強みを

視覚障害者向けの電話相談窓口開設、不安解消に一役買う

今こそ、日本ブラインドサッカー協会の強みを

日本ブラインドサッカー協会が開設した電話相談窓口(同協会のホームページより・時事)

 新型コロナウイルスの収束が見通せない中、日本ブラインドサッカー協会は視覚障害者向けの電話相談窓口(050-3627-5015)を4月に開設した。選手だけではなく、視覚障害を持つすべての人と、その家族に対象を広げて活動している。

 対応するのは一般の協会スタッフ。解決策を検討し、電話やメールで72時間以内の回答を目指す。普段の勤務や買い物などで、健常者には感じることのないストレスを少しでも取り除こうと腐心している。

 ブラインドサッカー協会では、選手とのやりとりを通じて、多くの視覚障害者がコロナ禍で厳しい環境に追い込まれていることを認識。担当者は「われわれができることを考えた結果、一人一人の状況を電話で聞きながら、それぞれの問題に対応する場所をつくることにした」と狙いを説明する。

 窓口には「在宅勤務になったが、職場のシステムが音声入力に対応していない」、「買い物をする際に、店員に(手を引いてもらうなどの)サポートをお願いしていいか迷ってしまう」など、感染防止対策を含む相談が寄せられている。

 協会スタッフは、日常的に視覚障害者と接しているからこそ、当事者の声を回答に盛り込むことができる。「相談者の個別の状況に沿った解決策や案内を提案できると思う」(担当者)

 ブラインドサッカー統括団体の特長を生かす場所は、選手のバックアップだけではない。困難を抱える多くの人々の不安解消に一役買う意気込みだ。

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