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南極のシーモア島で4000万年前のカエルの化石

「ヘルメットガエル」の仲間、温暖湿潤な湖沼に生息か

南極のシーモア島で4000万年前のカエルの化石

南極半島沖のシーモア島で見つかった約4000万年前のカエル化石に基づく当時の想像図。温暖で森や湖沼があった(スウェーデン自然史博物館提供・時事)

 南米大陸とドレーク海峡で隔てられている南極半島付近の島で、約4000万年前と推定されるカエルの化石を発見したと、スウェーデン自然史博物館などの国際研究チームが7日までに発表した。チリに現在生息する「ヘルメットガエル」の仲間とみられ、当時は温暖湿潤で森や湖沼、川がある環境だったと考えられるという。

 ヘルメットガエルは頭の皮膚が骨と密着し、硬いのが特徴。見つかった化石は頭骨の一部と腰の骨で、南極半島付近のシーモア島にあるアルゼンチンのマランビオ基地近くで発見された。現存する両生類の化石が南極で見つかったのは初めて。論文は英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

 南極大陸や南米、オーストラリアなどはかつて、巨大な大陸の一部だった。約4000万年前には分かれていたが、共通する動植物が分布していたことが化石調査で明らかになってきている。

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