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コメディアンの志村けんさんが死去、70歳

新型コロナ感染・闘病中、ザ・ドリフターズのメンバー

コメディアンの志村けんさんが死去、70歳

タレントでコメディアンの志村けんさん(時事)

コメディアンの志村けんさんが死去、70歳

DVDの発売記念イベントに登場、お茶の間で人気だった「バカ殿様」を演じる志村けんさん=2008年9月撮影(時事)

 国民的人気のお笑いグループ、ザ・ドリフターズのメンバーで、コメディアン、タレントとして活躍した志村けん(しむら・けん、本名志村康徳=しむら・やすのり)さんが29日午後11時10分、東京都内の病院で死去した。70歳だった。東京都出身。新型コロナウイルスに感染し、入院して闘病中だった。葬儀は近親者で行う。お別れの会は未定。


緻密に計算、誰もが笑える分かりやすい笑いを目指して

 爆笑コントからしみじみとした人情喜劇まで、多彩な笑いを日本中に届けた志村けんさん。理想としたのは、みんなが一緒に笑える分かりやすい笑いだった。

 「若い子だけに受けて年配の人には分からない笑いは好きじゃない。いろんな人が同時に同じ空間で笑えるという幸せな空間がほしいだけ」。志村さんは、2006年に旗揚げした「志村けん一座」による舞台シリーズ「志村魂(しむらこん)」が初の全国公演を行うことになった時、こう語っていた。

 厳格な小学校教諭だった父親への反発から笑いを志した。テレビのバラエティー番組などでのイメージとは違う、真面目でシャイな素顔が印象的だった。志村さんにとって笑いは緻密に計算して練り上げるもの。「テレビではお金と時間のかかるコントをやらなくなり、稽古もしないでフリートークで番組を作っちゃう」と厳しい目を向けていた。国民的な人気を集めた「8時だョ!全員集合」は舞台の公開収録。「やっぱり、お客さんの生の反応の方が張り合いがあるし、やり直しのきかない緊張感と興奮が舞台にはあります」と、コメディアンとしての原点にこだわり続けた。

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