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最後の仮設商店街閉鎖へ、震災9年「一区切り」

宮城・石巻市雄勝地区の「おがつ店こ屋街」で

最後の仮設商店街閉鎖へ、震災9年「一区切り」

仮設商店街の鍵を石巻市に返却する入居者代表の澤村文雄さん(左)=30日午後、同市(時事)

 東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市で営業を続けてきた雄勝、鮎川両地区の仮設商店街が、3月末で閉鎖される。これにより、同県内の仮設商店街は姿を消すことになった。

 2011年11月に開業した雄勝地区の「おがつ店こ屋街」では30日、閉鎖式が行われ、入居者の代表である澤村文雄さん(72)から石巻市に鍵が返却された。市によると、すし店や土産物店など最大12店舗が入り、延べ24万人が訪れたという。現在入居する6店舗のうち3店舗が、4月下旬にオープン予定の観光施設で営業を再開する。

 観光施設に店舗を移す「伝八寿し」の店主、加納竜司さん(50)は「9年目にしてやっと新しい施設に入れるのでうれしい。寂しい気持ちもあるが、一区切りついて頑張ろうという思いだ」と力強く語った。

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