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野口みずきさん「五輪精神を子供たちへつなぐ」

ギリシャのヘラ神殿跡で、規模縮小・無観客で聖火採火式

野口みずきさん「五輪精神を子供たちへつなぐ」

古代オリンピックの舞台となったヘラ神殿跡で行われた東京五輪の聖火採火式=12日、ギリシャ・オリンピア(AFP時事)

野口みずきさん「五輪精神を子供たちへつなぐ」

第3走者(右)に聖火を引き継いだ野口みずきさん=12日、ギリシャ・オリンピア(時事)

 東京五輪の聖火を、開催国のランナーとして最初に掲げた野口みずきさん(41)。陽光が降り注ぐ中、古代オリンピックの舞台となった遺跡をさっそうと走った。金メダルに輝いたアテネ五輪以来、16年ぶりに訪れたギリシャの地。無事に大役を果たし、「五輪より緊張した」と笑顔を見せた。

 第1走者のコラカキさんとトーチ同士を近づけて火を受け継いだ。「これから(大会が)始まるんだ」。胸が躍ったという。桜をモチーフとする華やかなデザインのトーチを右手に高く掲げる。約200メートルを悠然と走って第3走者への「トーチキス」でつないだ。

 4年前に競技生活を引退。聖火ランナーに決まって「終わったと思っていた物語に、まだ続きがあったような感じ」と話していた。走り終えて、「オリンピアンは、子供たちへ(五輪精神を)つないでいかないといけない。そういう意味での物語に終わりはなかった、と改めて感じた」。実感を込めて言った。

 新型コロナウイルスの感染拡大が世界的な問題となり、五輪開催を危ぶむ声は消えない。野口さんは、聖火が希望の光になることを願っている。「本当に無事に行われるようにと、トーチの火を見て祈りました」(オリンピア時事)

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