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女王一人旅で集大成へ、岡田久美子が6連覇

20キロ競歩東京五輪へ、フォーム改善しどん底から飛躍

女王一人旅で集大成へ、岡田久美子が6連覇

女子20キロ競歩で優勝し、表彰式で笑顔の岡田久美子=16日、兵庫・六甲アイランド甲南大西側コース(時事)

女王一人旅で集大成へ、岡田久美子が6連覇

女子20キロ競歩で優勝した岡田久美子=16日、兵庫・六甲アイランド甲南大西側コース(時事)

 女王の強さが際立った。岡田が他を寄せ付けず6連覇。「ほっとした」。念願の東京五輪切符をつかみ、両手でガッツポーズをつくった。

 ライバルは不在でスタート直後から一人旅。「15キロまでは練習みたいな感じ」で淡々と歩を進めた。雨で体が冷えた終盤はペースが落ちたが、勝負を重視した安全なレース運びを貫いた。

 国内では無敵も、リオデジャネイロ五輪や2017年世界選手権で惨敗。世界との差が埋まらず、「孤独を感じて、どうしたらいいか分からなくなった」。

 体調を崩し入院するなど、一時はどん底に。しかし、東京五輪への情熱が再起の原動力になった。18年春から、腰の位置を高く保ち骨盤を前傾させるフォームに改善する練習に取り組み、一気に飛躍した。

 昨年は3種目で日本新記録をたたき出し、世界選手権でも6位入賞。世界をリードする日本男子競歩陣に刺激を受け、「五輪ではメダルを視野に入れて、集大成の気持ちで臨みたい。結果を出して女子競歩も盛り上げたい」。第一人者のプライドがにじんだ。

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