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「環境問題は、実はいとも簡単に解決できる」

福島県郡山市で、ノーベル化学賞の吉野彰さんが講演

「環境問題は、実はいとも簡単に解決できる」

「リチウムイオン電池がつくる未来」をテーマに講演する吉野彰・旭化成名誉フェロー=22日午後、福島県郡山市(時事)

 ノーベル化学賞を受賞した吉野彰・旭化成名誉フェローが22日、福島県郡山市で開かれたセミナーで講演した。世界各地で深刻化する環境問題について、吉野さんは「大きなうねりとなっているが、実はいとも簡単に解決できる」と述べ、リチウムイオン電池が重要な役割を果たすと強調した。

 セミナーは特許庁が主催し、市民ら約400人が参加した。吉野さんは現代社会について、「環境問題、経済性、利便性のうち一つだけを重視し、他をおろそかにしている」と指摘。スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが温暖化対策を訴えていることを引き合いに、「この三つのバランスを取れば、誰も文句は言わない。電気自動車などに活用できるリチウムイオン電池の役割は大きい」と話した。

 講演後の記者会見で吉野さんは、IT革命の黎明(れいめい)期に米マイクロソフトのビル・ゲイツ氏らが登場したことを挙げ、「この先、世界は大きな変革を遂げる。若い人が活躍する絶好のチャンスだ」と述べ、子供たちにエールを送った。

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