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「家族サミット」で実現可能な対応策を協議

英王室がヘンリー王子夫妻の「引退」宣言問題で

「家族サミット」で実現可能な対応策を協議

(右から)ヘンリー英王子夫妻、ウィリアム王子夫妻、チャールズ皇太子=2018年12月、東部ノーフォーク(AFP時事)

 ヘンリー英王子夫妻が主要公務から退くと表明した問題で、王子の祖母エリザベス女王らは13日、家族で集まり、対応策を話し合う。主要王族の「引退」は異例の事態で、「家族サミット」は王室の伝統や在り方を変え得る「歴史的」(BBC放送)なものとなりそうだ。

 東部ノーフォークにある女王の邸宅で開かれる「サミット」には、女王のほか王子本人、王子の父チャールズ皇太子、兄ウィリアム王子が参加。ヘンリー王子の妻メーガン妃も滞在先のカナダから電話で加わる。「主要公務から退き、働いて金銭的に自立する」との夫妻の意向を受け、夫妻の地位や将来的な役割、財政問題などについて「実現可能な解決策」(女王)を模索する。

 夫妻が8日に事前の相談なしで声明を発表して以来、ヘンリー王子と女王が顔を合わせるのは初めてとされる。結果は数日以内にまとまる方向だが「問題は複雑」(王室)で、実行には時間がかかる見通し。最大の課題は財政面で、夫妻がどう経済的に独立するのか、王室からの援助や警備費用をどうするかなど、疑問は多い。

 夫妻の「爆弾宣言」は王族たちを大きく動揺させている。12日付サンデー・タイムズ紙によると、ウィリアム王子は友人に「悲しい。人生でずっと弟と支え合ってきたが、もうそうすることはできない。僕たちは離れた存在になってしまった」と胸中を吐露した。(ロンドン時事)

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