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360枚のアルミ板で「水兵リーベぼくの船」

豪エディスコーワン大学に「世界最大の周期表」がお目見え

360枚のアルミ板で「水兵リーベぼくの船」

校舎の壁面にお目見えした「世界最大の周期表」の前に立つオーストラリア・エディスコーワン大学のスティーブ・チャップマン副学長(同大提供・時事)

 「水兵リーベぼくの船」。オーストラリア西部パースにあるエディスコーワン大学で、新たに建てた校舎の壁面いっぱいに巨大な周期表がお目見えした。物質の基本的な要素である元素の記号を示す「H(水素)」「He(ヘリウム)」「Li(リチウム)」などの文字が描かれており、大学では「世界最大」とアピールしている。

 この校舎は科学棟で、大学は建物の正面を「巨大なキャンバス」として、メッセージを伝えることを検討した。その結果「科学の歴史と将来を伝えるのに最適なのは周期表」と判断。118種類の元素から成る周期表を、360枚のアルミ板を使って作成した。全体では660平方メートルと、常設としては従来記録のスペインの大学にある周期表の4倍を超える大きさとなった。

 日本では周期表を「水(水素)兵(ヘリウム)リーベ(リチウム、ベリリウム)…」の語呂合わせで覚える受験生が多い。化学が専門でプロジェクトを進めたスティーブ・チャップマン副学長は、校舎の前を学生が毎日通り過ぎるとして「全ての元素を記憶する力を高めるのに素晴らしい方法だ」と強調した。

 昨年はロシアの化学者ドミトリ・メンデレーエフが周期表を発表してからちょうど150年だった。(シドニー時事)

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