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中村哲医師の生前の意向で、アフガンに分骨を

現地医師のジア・ウル・ラフマンさん、事業継続を誓う

中村哲医師の生前の意向で、アフガンに分骨を

来日し、記者会見するペシャワール会の現地事業に関わるジア・ウル・ラフマン医師(右)。左はペシャワール会の村上優会長=12日午後、福岡市(時事)

 NGO「ペシャワール会」(福岡市)現地代表の医師中村哲さん(73)がアフガニスタンで銃撃され殺害された事件で、現地副代表を務めるアフガン人医師らが12日、中村さんの生前の意向に従い、遺骨を現地に分骨する意向を明らかにした。

 医師らは11日に福岡市内で開かれた中村さんの告別式などのため来日。12日に記者会見し、同会の事業継続を改めて表明した。

 20年以上にわたり中村さんと共に事業を主導してきた現地副代表の医師ジア・ウル・ラフマンさん(64)によると、中村さんは生前、「もし自分が死んだらガンベリ地域に埋めてほしい」と話していたといい、遺族も同意したという。

 同会によると、ガンベリはかつて砂漠だった地域で、同会のかんがい事業によって緑化された。現在は記念公園などがある。

 ジアさんは、「私たちは皆、中村スクールの生徒。先生の哲学を共有し、事業の継続を望んでいる」と強調した。

 今後、同会の村上優会長が現地代表を引き継ぎ、休止中の診療や用水路建設などを徐々に再開するという。同会は、中村さんと共に銃撃され死亡した運転手らへの補償を行う方針も明らかにした。

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