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名門に新たな歴史、横浜Mが令和最初の王者

貫いた攻めの姿勢、15季ぶり4度目J1を制覇

名門に新たな歴史、横浜Mが令和最初の王者

15季ぶり4度目の優勝を果たし、喜ぶ横浜Mイレブン=7日、日産スタジアム(時事)

名門に新たな歴史、横浜Mが令和最初の王者

後半、チーム3点目のゴールを決める横浜Mの遠藤(上)=7日、日産スタジアム(時事)

名門に新たな歴史、横浜Mが令和最初の王者

15季ぶりの優勝を果たし、選手をねぎらう横浜Mのポステコグルー監督(右)=7日、日産スタジアム(時事)

 横浜Mは最後まで攻めの姿勢を貫いた。2-0の後半32分。途中出場の遠藤が左サイドを駆け上がり、ゴール左へ。寄せてきた相手DFを左右に揺さぶり、放ったシュートはGKに触られながらもネットを揺らす。「時間も時間。準備していた」。最終節での頂上決戦に、気負いはなかった。

 後半22分。チアゴマルチンスのバックパスに反応したF東京の永井を倒したGK朴一圭が一発退場に。守護神も攻撃の組み立てに参加するチームのスタイルを徹底したが故の結果とも言えた。だが、10人でも積極的に前へ出る姿勢は失わない。ポステコグルー監督は「守ることなく攻め続けた選手を誇りに思う」と目を細めた。

 リーグトップの68得点を生んだ攻撃的パスサッカー。導入した昨季は、それまでの堅守速攻を根底から覆し、戸惑いも多かった。爆発的な攻撃力を発揮する一方で、守備のもろさも隣り合わせ。今季も序盤は波があったが、「2年目で花開いたというか、試合を重ねるごとに成長してきた」と仲川。右サイドでチームをけん引する中で、新たな戦術を信じ抜いた仲間を誇った。

 J1史上最多の観客動員を記録したホームで悲願を達成。主将の喜田は優勝インタビューで歓喜の涙がこみ上げ、思わず右手で目頭を押さえた。「みんなの頑張りのおかげ。すごく頼もしい仲間たち」。令和元年に新たな歴史を刻んだ名門。万感の思いで、代わる代わるシャーレを掲げた。

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